こんにちは!
前回のメルマガでは、
2023年後半頃から
ベトナム株が大きく買い戻される可能性について
お話をさせていただきました。
今回も前回に引き続き、
「2023年に大幅上昇が期待できそうな3カ国」
について解説させていただきます。
■大幅上昇しそうな国②中国
中国はこの2年ほど
投資家を失望させてきました。
中国株は2021年の年初に起きた、
中国政府による
テック企業の締め出しから
2年ほど下落を続けています。
2021年末から
今年の初め頃にかけて
下落が一旦落ち着いたように
見えましたが、
ロシアのウクライナ侵攻や
中国のゼロコロナ政策などの
悪材料が重なったことが要因で
結局下落が継続してしまいました。
追い打ちをかけるように
習近平主席が3期目に入り、
そこでさらに下落を見せています。
経済よりも共産色を強めていた習近平政権が、
投資家にとっては悪材料に見えたようです。
中国株は2021年の年初から
約5割も下落しています。
■中国株の見通し
現状大幅な下落を見せている
中国株ですが、
明るい見通しもあります。
市場関係者は
「テンセントホールディングスのような
大手中国企業の株価収益率が
たったの9倍であり、
さらなる下落は
ファンダメンタルズで
妥当に説明ができない」
と語っています。
中国株全体でもPERは
約9倍となっていて、
新興国の平均PERである
12倍を下回っています。
さらに、
現在14億人の人口を誇る
中国の一人当たりGDPは
2020年には1万500ドルでしたが、
2021年に前年比20%増の
約1万2500ドルとなり、
世界銀行が定義する
高所得の水準に入りつつあるのです。
人口の伸び率も
鈍化することが予想されており、
1人当たりGDPは
大きく上昇していくと考えられます。
中国では中間所得層が
4億人を超え
総人口の30%を
占めるようになっていることも明るい要因です。
中間所得層が増えるということは
人々の可処分所得が
増えることを意味します。
中国の人口や
今後のGDPの予測などを見ると、
現在の中国株は
非常に割安であるように思えてきます。
さらに、
中国は原油や天然ガスを
採掘することができる国です。
そのため、
ウクライナ戦争の長期化で
原油や天然ガスが高止まりする場合でも、
大きな影響を受けずに済みます。
今後のGDPの予測などを見ると、
中国株は現在割安だと言えざるを得ません。
この機会に資産の一部を
中国株にしてみてはいかがでしょうか。
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