こんにちは!
収益が急減して
1万1000人以上の
社員を解雇した
メタ社ですが、
今後どのような戦略を
展開していくのでしょうか。
巨大テック企業である
メタ社の戦略を見れば、
未来の見通しに
つながるかもしれません。
メタバースについては
度々ニュースで
報道されていますので、
今回はメタバース以外で
重要と思われる
「今後のメタ社の戦略」を
ピックアップして
解説させていただきます。
■AIによるタイムライン強化
現状のFacebookは
タイムラインの15%が
「AIからのレコメンド」です。
つまり、
友達ではない人や
フォローしていない人の
情報も出てくることになります。
AIのレコメンドは
「来年には倍増する見込み」
となっています。
2006年にFacebookに
タイムラインの機能が入った時、
多くの人は嫌がったそうです。
嫌がった理由は
プライバシー保護の観点からです。
とはいえ、
CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は
「人々の行動データ」を見ており、
そこから
「表面上では嫌がっているけど、
実際には使われているな」と判断し、
そのまま実行しています。
現在、多くの人は
タイムラインに慣れて
普通に使っており、
AIに最適化されたタイムラインも
時間の問題で
受け入れられることに
なるのではないでしょうか。
多くのYouTubeユーザーは、
自分用に最適化された
「タイムライン」に出てくる動画を
見ていますよね。
■メッセージ機能の強化
現状のネットは
「分断」が進んでおり、
より多くの人が
「クローズドな場所での会話」
を好みつつあります。
例えば、
オンラインサロンなどが
代表的なクローズドな場所として
挙げられるでしょう。
この流れを見たメタ社は
「メッセージ機能からのマネタイズ」
を考えているようです。
具体的には
クリック・メッセージ広告という、
企業がFacebookや
インスタに広告を出して、
ユーザーがクリックすると
そのままチャットが立ち上がる
広告を導入しています。
チャット上でユーザーと
クローズドなコミュニケーションを
取るというわけです。
今後は
「クリックして資料請求」よりも
「クリックして会話」という時代に
なるのかもしれません。
■AI広告の導入
メタ社はApple社の
プライバシー規制により、
ユーザーデータが
取れなくなったことから
広告精度の悪化に
苦しんでいました。
そこでメタ社は
広告主が予算と日付を選択し、
後は広告用の画像を
アップするだけで
AIが最適化してくれる
システムを導入するそうです。
AIが広告を
最適化してくれるのであれば、
人間のマーケターの価値は
今後下がっていくのかもしれません。
一方、
人間が不要になれば
広告を出すための費用が
一気に安くなるという
メリットもありそうです。
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