こんにちは!
2022年の仮想通貨市場では、
暴落や破綻など
多くの事件が起こりました。
とはいえ、
2023年は回復基調であり、
ここからの急回復が
期待されています。
今回は、
「2022年の仮想通貨市場」
について解説させていただきます。
■市場規模が1兆ドルを割り込む
2022年は仮想通貨の
時価総額TOP30銘柄の合算値、
つまり市場規模が1兆ドルを
割り込んでしまいました。
一時は3兆ドル目前まで
迫っていたため、
約3分の1まで
価格が暴落してしまったのです。
理由としては、Terra事件
(ドルに価値が連動する
ステーブルコイン「Terra USD」の破綻)
によって仮想通貨市場全体から
資金が抜けたことが挙げられます。
さらに、FTX事件
(世界第2位の暗号資産取引所
FTX社の破綻)
が世間をより一層騒がせましたが、
資金はTerra事件で
かなり抜けており、
衝撃的な事件であったにも関わらず
下落幅は限定的でした。
世界経済も米国の不振や
ウクライナ戦争などで
大きな打撃を受ける中、
仮想通貨関連の事件が
起こってしまったことで、
さらなる下落を
招いてしまいました。
■下がり続けるビットコインの市場シェア率
時価総額TOP30銘柄のうち、
ビットコインは2022年単体で見ると
市場シェア率が
40%ほどになっています。
市場の低迷と共に不安からか、
法定通貨と価値が連動する
ステーブルコインのシェアが
拡大していきました。
長期的な視点で見れば
ビットコインはシェア率が
どんどん下がってきています。
例えば、
2020年は70%ほど、
21年は50~60%、
22年は前述した通り
40%ほどです。
ビットコインのシェア率が
下がっているということは、
仮想通貨市場が
成長していることの
証拠と言えます。
なぜなら、ビットコインは
仮想通貨の入り口になっており、
慣れてくればユーザーは
別の仮想通貨を買うようになるからです。
そのため、
ビットコインのシェア率が
下がっているのは
仮想通貨市場全体にとっては
喜ばしいことでしょう。
■2022年は厳しい年だったが保有者は増加
2022年は仮想通貨市場にとって
厳しい年でした。
市場規模は3分の1まで縮小し、
特にゲーム系は
バブルがはじけて
酷い暴落を見せました。
とはいえ、
ビットコインやイーサリアムの
保有者は増加しており、
仮想通貨が世界的に
浸透してきていることが分かります。
イーサリアムの仕様が
変更されるアップデートも
無事完了し、
NFTにも面白い動きが出てきました。
例えば、
「Doodle」というNFTの運営は
アニメスタジオを購入しています。
「NFTはただの画像」
と言われ続けていますが、
どこまで価値を持つものになるのか
これから注目です。
2022年は「冬の相場」に
なってしまいましたが、
直近は回復基調となっています。
底値で買うチャンスを
狙ってみるのも面白いかもしれません。
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