制裁解除を巡る米欧とロシアの攻防
こんにちは!
ロシア軍がウクライナの黒海沿岸で
港を封鎖したことにより、
小麦など穀物の輸出が滞っていますね。
それに伴うウクライナの経済悪化だけでなく
世界的な食糧危機が懸念されますが、
良い打開策は無いのでしょうか。
今回のメルマガは
ロシアによる黒海封鎖による影響、
そして鉄道は航路の代替ルートと
なれるのかを予想します。
■小麦を政治の武器にするロシア
5月24日、欧州委員会が
「ロシアはエネルギー資源と同様、
食糧の供給を武器として利用している」として
ウクライナに滞留している小麦の輸出を
可能にするようロシアに呼び掛けました。
これに対してプーチン大統領は、
「米欧が制裁を解除するならば、
協力の用意がある」と発言しており、
実際に政治的な武器として小麦を使って
欧州に揺さぶりをかけているようです。
基本的に、農業大国のウクライナは
小麦の輸出を中心に外貨を稼いでいます。
しかし、ロシアによって黒海が封鎖され、
輸出が出来なくなった
ウクライナの経済は悪化していき、
ついにGDP(国内総生産)が
45%も減少してしまいました。
さらに、ウクライナからの小麦輸入依存が
5割を超える中東、アフリカ諸国は
現在、深刻な食糧難の状況にあるので
制裁解除を行わない欧州への不満が
高まる可能性もあります。
インフレが深刻化するアメリカ国内でも、
「これ以上ウクライナに関わり続けると、
余計にインフレが加速するのでは」
と懸念する声も挙がっており
ロシアが小麦やインフレを
外交のツールとして上手く使って
他の国にプレッシャーをかけていると言えます。
しかし米欧も、
簡単に制裁を解除する訳にはいかないため
しばらく世界中で
小麦不足が続く可能性が高いでしょう。
■鉄道は航路の代替ルートとなれるのか
ウクライナからの穀物の輸出は
9割が海上輸送に頼っています。
しかし現在では、黒海海域にロシアの艦隊が
海上輸送路を封鎖してしまったため
輸出が滞っている状態です。
そのため、ウクライナでは鉄道を使って
隣国ポーランドの港まで穀物を運んだ後、
世界各地へ輸送する事が検討されています。
しかし、ウクライナとポーランドでは
線路の幅が異なっており
本来ならば輸出量が
300~400万トン必要なのに対して
60万トンしか運べていないなど、
今後の課題は大きいようです。
さらに26日には、米欧州軍のカボリ氏が
ウクライナから西欧への穀物輸送を
ドイツ鉄道が臨時列車を
運行させることで支援すると表明しました。
ロシアの黒海封鎖により、
世界の食糧安全保障が脅かされた事で
様々な国がウクライナ支援のために
動いています。
しかし、
鉄道で運べる穀物の量は限られているため
この対策も
一時的な間に合わせに過ぎないでしょう。
やはり長期的な食糧の安定を図るには
ロシア、ウクライナ問題の解決の糸口を
見つけるしかないのかもしれません。
もちろん食糧難の危機だからといって
日本への供給が
すぐに途絶える訳ではありませんが、
世界の穀物相場は
過去最高値を更新しています。
今後は
国による穀物の買い占めが起こる懸念もあり、
日本では米飯の需要が増え、
また値上がりが起きるかもしれません。
食糧難,貧富の差が心配です。副業を教えて頂き感謝しています。
これからは本当に厳しい生活が予想されるのに失敗の連続で10秒リッチもどういう訳かWi-Fiが繋がらずに使えなくなっています。
頂いたバイナリーのツールも使い方がよくわかりません。
ラインで質問しても返事がないので使えません。
何遠隔でお願いすることは無理でしょうか?
ニュースを見る度に嫌になります。国も方針を変え投資を進めて行くようで、投資する金がある人はいいですが、ない人の事は考えていないですね。投資をする順番がなされていないと思います。まずは、賃金を上げ拡散縮め種銭を作りそれからが投資だと思います。物価も上がり暮らしにくい世の中になり目先の脱解策を国に取ってもらいたいと思います。