個人型確定拠出年金のメリット
こんにちは!
最近では積み立てNISAと並んで、
iDeCoが注目されています。
iDeCoは積み立てNISAと同じく
運用で得た利益が非課税になる制度ですが、
iDeCoの方がより節税に特化しており、
老後資金を確実に貯えたい方には
最適な資産運用方法となっています。
今回のメルマガはiDeCoとは何か、
そしてiDeCoのメリットをご紹介します。
■iDeCoとは
iDeCoとは、
個人型確定拠出年金のことをいいます。
景気悪化や少子高齢化による
年金の減少に伴い導入された制度で、
国が支給する基礎年金とは別に、自分で
老後資金を作るための私的年金制度になっています。
分かりやすく、言葉を3つに分けて説明すると
・個人型
国や企業ではなく、自分で用意します。
企業が払う場合は企業型になります。
・確定拠出
拠出とは、払うお金は決まっていますが
最終的にいくらもらえるかは運用の結果次第です。
将来いくらもらえるか、
すでに確定しているものは確定給付型と言います。
・年金
言葉の通り、一般の年金と同じく60歳以降に
受け取れます。
この3つを合わせた個人型確定拠出年金がiDeCoという訳です。
前述した通り、iDeCoは確定拠出年金なので
出すお金は決まっていますが、
将来いくらもらえるかは運用次第となっています。
また、iDeCoは取り扱っている金融機関によって
選べる投資先が変わってきます。
例えば楽天証券だと、iDeCoセレクションという
株式のラインナップが用意されているので
初心者の方でも分かりやすくておすすめです。
■iDeCoのメリット
iDeCo最大のメリットは、
節税に特化していることです。
・運用で得た利益の税金約20%が非課税になる
通常、投資で得た利益には
約20%の税金がかかるのですが、
iDeCoの口座を使って運用すると、
投資の利益が全てもらえるようになります。
・掛け金が全額所得控除になる
iDeCoで掛け金を積み立てると、
掛け金分だけ所得税や住民税が減ります。
そもそも税金は年収全てにかかる訳でなく、
課税所得に対してのみかかるものとなっています。
年収から経費や控除額などを差し引いていき、
最後に残った金額が
課税される対象金額(課税所得)になります。
例えるなら、生命保険に加入している方に
生命保険控除が適応されるのと同じく、
iDeCoの掛け金には
「小規模企業共済等掛金控除」が適応されるため、
掛け金として積み立てた全額が
収入から差し引かれます。
すると、課税所得が少なくなるので、
納める所得税や住民税が安くなるのです。
また、非課税期間と投資可能期間は
どちらも60歳までとなり、60歳以上になると
新たに掛け金の拠出はできません。
そのため、なるべく早い内にiDeCoを始めた方が
非課税期間と投資可能期間どちらも長く取れるので
老後に向けて資金を貯めたいと考えている方は
今から口座を開設してみるのも良いかもしれません。
ただし、iDeCo は年金なので
60歳になるまで引き出せず、
また、途中で解約することが
出来ない仕組みになっています。
積み立てNISAなどと比べて、
どちらが自分にあっているのか
考えみると良いでしょう。
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