こんにちは!
投資をしている方なら
「ウォーレン・バフェット」
という名前を
一度は聞いたことが
あるのではないでしょうか。
バフェットは
「世界一の投資家」
と言われることもあり、
米投資会社バークシャー・ハサウェイを率いる
株の投資家です。
今回は、
そんな凄腕の投資家である
「バフェットが今年犯した失敗」
について解説させていただきます。
■全体的には良い年に
バフェット率いる
バークシャー・ハサウェイは、
全体として見れば
今年は良い年でした。
バークシャーの株価は
12月1日現在、
年初来で約5%上昇しており、
S&P500が
約15%下落している中で
この上昇率は
非常に高いと言えます。
しかし、
そんなバフェットでさえ、
テック系のスノーフレーク、
金融系のヌー・ホールディングス、
消費財形のRHなど
今年大損した12銘柄を
抱えているのです。
■ポートフォリオの75%近くが下落
前述した
スノーフレークなどの株は、
すべて今年35%以上下落しています。
つまり、
今年の相場は
天才バフェットですら
苦戦しており、
私たちが
苦境におちいったとしても
悲観的になる必要は
ないということです。
全体として
バフェットのポートフォリオは、
今年に関しては
勝ち組よりも負け組の方が
多くなっています。
具体的には
主に米国で上場している
50銘柄のうち38銘柄、
つまりポートフォリオの
75%近くが
今年に入ってから
下落しているのです。
■アップルが重荷に
バフェットの
今年の負け組には、
ポートフォリオ全体の
約40%を占める
最大のポジションも
含まれています。
バフェットの
最大のポジションは
アップルであり、
アップルの株価は
S&P500と同じように
ずるずると下落してきました。
バークシャー・ハサウェイは
今年いくつかの
株式の大勝利によって、
なんとか株価が
上昇しています。
特に、
スノーフレーク株は
今年に入ってから
58%もの
大幅な下落を
記録しているのです。
幸運だったのか
実力だったのかは
分かりませんが、
保有していた
スノーフレークの
ポジションが
それほど大きくなかったということで
大きな損失を
出さずに済んでいます。
とはいえ、
テクノロジーは
今やバフェットの
ポートフォリオで
一番大きなセクターとなっており、
米国のテクノロジーに
大きく期待していることが
分かります。
バフェットを評価するには
1年間は短すぎると
言えるでしょう。
なぜなら、
バフェットは長期的な
バリュー投資家だからです。
バリュー投資家の
バフェットは
信じている銘柄が
値下がりすると
しばしば買い増しします。
しかし、
バフェットは時には
敗北を認め、
株を売却することもあります。
今年は、
ベライゾン・コミュニケーションズ、
ストア・キャピタル、
ゼネラル・モーターズ、
U.S.バンコープの株を
一部売却しているのです。
これらの株を買うことを
検討する際は、
何か深刻な問題があるか
調べておいた方が
よいかもしれませんね。
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