こんにちは!
今年はドル円が
年初の115円台から
152円付近まで
上昇するという、
歴史的な
円安ドル高の
流れとなりました。
ドル円の過去の
年間の値幅が
10円程度で
落ち着いていたことを考えると、
改めて
今年のドル円の動きは
凄まじいものであったと
感じます。
今年のはじめに
ドル円を買っておけば
利益は出たと思いますが、
今から買うのは
少し遅いかもしれません。
そこで、今回は
「2つの狙い目の通貨」
について解説させていただきます。
■高金利通貨に再びスポットが
FXではコロナショックから
世界的に利下げ方向で
政策金利が推移し、
クロス円で
スワップポイントを得ることが
難しくなっていました。
そして、
高金利通貨ペアでも
スワップポイントが低いという
状況が続いていました。
しかし、
現在では各国が
金融引き締めをおこない、
政策金利が大きく
引き上げられています。
つまり、
スワップポイントも
高くなってきているということです。
そのため、
長期的な資産運用として
高金利通貨ペアが
再度注目され始めてきました。
■狙い目の通貨①メキシコペソ
メキシコは現在、
政策金利が10%と
非常に高くなっています。
-0.10%という
日本の政策金利とは
驚くほどの差です。
メキシコペソは
新興国通貨として有名ですが、
実は世界でも上位に入るほど
取引量が大きい通貨になっています。
取引量が大きいということは、
それだけ値動きが
安定しやすいということでもあります。
つまり、
他の新興国通貨と比べて
リスク管理がしやすいという
メリットがあるのです。
メキシコは米国との
貿易の割合が大きいため、
米国経済の影響を
受けやすい国になっています。
来年を考えると、
米国がリセッション(景気後退)に
おちいることが
予想されているため、
メキシコ経済も
悪化すると思われます。
とはいえ、
メキシコは産油国でもあるため、
原油価格が底堅く推移すれば
政策金利も高いため、
通貨も底堅く推移することが
考えられるのです。
■狙い目の通貨②南アフリカランド
南アフリカランドは
汚職などの
政治的なリスクがある国ですが、
最近では政策金利を
大幅に引き上げており、
現在は7%となっています。
ランド円は長期で見ると
右肩下がりの
チャートになっていますが、
近年はやや右肩上がりの
状態が続いています。
そのため、
短期的な下落のタイミングで
長期目線の買いを
仕込んでいくのが
面白そうです。
高金利通貨というのは
それなりに
金利が高い理由が
あるものですが、
長期的に保有しておくと、
スワップポイントで
大きな利益をだすことができます。
ただし、円高が進むと
大きな為替差損が
発生してしまうため、
円安が見込まれる時に
買うようにしましょう。
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