迫る電力不足
こんにちは!
現在、
電力不足が
大きな課題に
なっていますね。
政府は
7月から
9月までの間、
7年ぶりに
全国規模の
節電要請を
出しています。
また、
東京電力管内では
6月下旬に
電力不足の
注意報を出しました。
さらに、
冬は夏より
厳しい状況になると
見込まれている
状況です。
今回は
「岸田政権は
電力不足を
乗り越えられるのか」
について
解説させていただきます。
■最大9基の原子力発電所を稼働
今年の冬に
懸念されている
電力不足を
解消するべく、
岸田首相は
最大9基の
原子力発電所の
稼働を進めるよう
萩生田経済産業相に
指示したことを
明らかにしました。
原子力発電所
9基の稼働で、
日本全体の
電力消費量の
約1割相当を
確保できるそうです。
加えて、
岸田首相は
火力発電所の
供給能力についても、
電力会社に
休止中の
火力発電所の
稼働を求めることで、
追加で10基分を
確保するように
指示しています。
■深刻な電力不足
今年は
6月下旬から
気温が高く、
東京電力管内では
電力不足の注意報が
連日出されていました。
6月下旬から
電力不足が
懸念されるほど、
今回の問題は
予断を許さない
状況になっています。
電力各社も
停止していた
火力発電所の
復旧を急ぐなどの
対策を
取ってはいますが、
当面の間は
綱渡りの状態が
続きそうです。
■選挙が終わり原発稼働に言及
7月に入ると、
国民の間では
「原発再稼働も
仕方がないのでは
ないか」
といった声が
出始めていました。
しかし、
参院選の
争点になり得たため、
岸田政権も
原発に関して
言及して
こなかったのでしょう。
選挙後に
岸田首相は
今回の
原発再稼働発言を
おこなっています。
原発再稼働は
歴代政権が
避け続けてきた
案件では
あるものの、
電力不足という
危機的状況のためか
岸田首相による
原発再稼働発言は
好意的に
受け止める声が
多数あります。
■節電ポイントは過大が浮き彫りに
節電ポイントに
関しては
昨年も節電を
頑張っていた人が
ポイントを
受け取れない
可能性がある
という課題が
浮き彫りになっています。
とはいえ、
ようやく
「家庭の電気使用量を
1か月当たり
5%節電した場合は
2千円相当の
ポイントを付与」、
「中小企業に対しても
20万円相当の
ポイントを付与」
といった
具体的な話が
出てきました。
■実は織り込み済みか
電気事業連合会の
池辺和弘会長は、
岸田首相の
発言について
「ほとんどの原発は
すでに(供給力に)
織り込んでいて、
(需給が)厳しい状況には
変わりない」
と述べています。
そもそも、
原発再稼働が
織り込み済みで
あったのであれば、
節電ポイントに
真面目に付き合う
国民や企業が
どれほどいるかが
カギになりそうです。
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