【脱炭素化に向けて動く世界】

未来に向けたプラチナ投資が人気?

こんにちは!

現在ではアメリカを筆頭に

脱炭素の動きが強まっています。

それに伴い、

エコカーの開発が進んでいますが、

それに使用するプラチナが今、

投資家達の間で注目を集めています。

今回のメルマガでは、

燃料電池車とプラチナの関係を紹介、

そしてこれからプラチナに投資するべきかを

予想します。

■燃料電池車とプラチナの関係

燃料電池車とは、ガソリンの代わりに水素を供給し、

酸素と化合させて

電気エネルギーを生み出すことによって動く

車の事です。

その際に

大気汚染の原因となる二酸化炭素ではなく

水が排出されるので、

非常に環境に良いと注目を集めています。

燃料電池は酸素と水素を結び付けて

電気エネルギーを取り出す仕組みとなっており、

この二つを結び付ける材料として

プラチナが最も適しています。

そのため、

今後幅広く燃料電池車を普及させるためには

プラチナはなくてはならない存在といえます。

現在はまだ、

世界の自動車市場のほとんどがガソリン車ですが、

これから脱炭素化が進み、

その内の約10%が燃料電池車になるだけで

270~540トンのものプラチナが必要になります。

また、日本では

2030年に東京都でガソリン車の新車販売停止を

予定していることが発表されたり、

海外でも同じくガソリン車を販売できる期限を

決めたりしているので、近い未来、

市場全体の10%程度が燃料電池車になる可能性は高いと

思われます。

■プラチナに投資するべきか

しかし、

プラチナの採掘の大半は南アフリカに依存しており、

生活インフラの不安定さから停電が起きやすいことや

コロナなどの疫病の影響で鉱山が一時停止してしまうことなどで

供給不足に陥る可能性があります。

さらに、

プラチナの年間採掘量は200~250トン前後なので、

燃料電池車が10%普及するだけで1年間の供給量を

ゆうに超えてしまうことになります。

現在、プラチナ価格は4000円前後、

ガソリン車で使われているパラジウムが

8000円台となっているので

もし燃料電池車が普及すれば

プラチナの価格が2倍以上に

上ると思われます。

恐らく、

これから世界で需要が増えていくのにつれて、

供給不足と価格急騰を免れることは

難しいかもしれません。

しかし、もちろんすぐに全ての自動車が

燃料電池車に代わってしまう訳では無く、

むしろ今までガソリン車が主流だった分、

これから生活インフラの中に溶け込んで

需要が増えるには長い時間がかかるでしょう。

それでも、これから世界中が脱炭素化に向けて

進んでいることには違いなく、プラチナは

非常に伸びしろがある貴金属といえます。

興味のある方は、

今からプラチナへの投資を

考えてみてはいかがでしょうか。

ガソリン車に使うパラジウムは、

供給不足から1グラム当たり1万円を

超えてしまった時期があることを考えると、

この先必ず需要が生まれる

プラチナへの投資は期待できるかもしれません。