【有事の金】 ゴールドの魅力とは

こんにちは!

 

ドル円は日銀の

金融政策決定会合が

終わってから、

少し反発を

見せたものの

横ばいが続いています。

 

この横ばいは

2月2日に控える

米連邦公開市場委員会(FOMC)の

様子見が大きいですが、

今後の方向性に対する

市場の迷いであるとも

言えるでしょう。

 

そして、

市場が迷い、

不安になる時に

買われやすい資産が

ゴールドです。

 

今回は、

「ゴールドの魅力」

について解説させていただきます。

 

■資産保全のための手段

 

 

ゴールドは

「有事の金」と言われ、

資産保全のための

手段として

昔から使われています。

 

ゴールドは

金利がつかないため、

FXでいう

スワップポイントのような

メリットはありませんが、

その利用価値から

底堅い需要があり、

特に戦争や災害などの

有事の際には

通貨などと比べて

買われやすい

傾向があるのです。

 

現在は

ドルの価値が

低下していることで、

相対的にドル建ての

ゴールドの価格が

上昇しています。

 

つまり、

ドルとゴールドは

基本的に

「ドルが下落すると

ゴールドの価格は上昇」、

「ドルが上昇すると

ゴールドの価格は下落」

という逆相関の

関係にある

ということです。

 

ゴールドは

比較的値動きが

緩やかであり、

テクニカル分析が

有効であると

言われていますが、

レバレッジをかけた

トレードだけでなく、

ロスカットを

気にする必要のない

現物を購入し、

長期保有する方も

多いです。

 

■ゴールドは供給に制約がある

 

 

ゴールドは供給に

制約がある点も

資産保全に

適していると言えます。

 

というのも、

通貨は各国の

中央銀行が

ボタンを押すだけで

作り出すことが

できますが、

ゴールドは採掘する

必要があるからです。

 

例えば、

日銀が日本円を

作れば作るほど

理論的には日本円の

価値が低下しますが、

ゴールドは採掘が

必要であるため

市場に流通する量は

限られます。

 

そのため、ゴールドの

価格が延々と

下落し続けるということは

考えづらく、

長期投資に適しているのです。

 

■株が下落すると買われやすい

 

 

ゴールドは

資産保全のための

手段として使われるため、

株が下落すると

リスク回避を目的に

買われやすいという

傾向もあります。

 

簡単に言えば、

「株が下落すると

ゴールドは上昇」

という関係があるのです。

 

昨年は米国が

大きく利上げしたため、

ドルの価値が

一気に上昇して

株と共に

ゴールドも下落しました。

 

昨年に関しては

教科書的通りの動きには

なりませんでしたが、

それでも11月に

大きな反発を見せてから

上昇が続いています。

 

ゴールドは

短期トレードでも

テクニカル分析が

効きやすいという

魅力がありますが、

リスク回避のために

長期保有するのもおすすめです。