【ウクライナ侵攻】 天然ガスの市場状況と日本への影響①

ロシアによるウクライナ侵攻が、

世界のエネルギー供給に

大きな影響を与えています。

 

特に、ヨーロッパ地域は

暖冬で助かっている

部分があるものの、

エネルギー供給を

ロシアが産出する

天然ガスに頼っていた

という背景もあり、

エネルギー供給への

不安は非常に高いです。

 

今回は、

「天然ガスの市場状況と日本への影響」

について解説させていただきます。

 

■天然ガスが外交カードに

 

 

ロシアはヨーロッパへの

揺さぶりとして、

天然ガスを外交カードに

しています。

 

なぜかと言うと、

ヨーロッパ地域は

エネルギー供給を

ロシアが産出する

天然ガスに頼っていたからです。

 

例えば、ロシアから

ヨーロッパ地域へ向けた

天然ガスのパイプラインである、

ノルドストリームを

止めたことは

大きくニュースで

報道されました。

 

ヨーロッパの国々は

ロシアからの天然ガス供給に

頼れない中、

ロシア以外の

天然ガスを産出する国へ

目を向けています。

 

そういった中で

注目を集めているのが

資源国オーストラリアです。

 

しかし、

オーストラリアから

大量の天然ガスが

買われることになれば、

日本からしてみれば

「日本には天然ガスが来ないのでは」

といった見方もあります。

 

しかしながら、

日本だけにオーストラリアが

天然ガスを大量輸出する

見通しであることが

報道されました。

 

■日本の主な輸入先はオーストラリア

 

 

日本がロシアから

輸入していた天然ガスは

全体の10%以下であり、

すぐに深刻な問題が

出るというわけではありません。

 

日本の主な

天然ガスの輸入先は

オーストラリアになっています。

 

液化天然ガスの

主要輸出国である

オーストラリアは、

ウクライナを

ロシアが侵攻して

欧州諸国で

天然ガスが不足すれば、

欧州の要請に応じて

供給する方針を

発表しています。

 

日本と違って

ヨーロッパにおいて

ロシア産の天然ガスは、

大きな割合を占める

エネルギー源です

 

ドイツやイタリア、

中欧、東欧は

エネルギーミックスに占める

天然ガスの割合が高く、

もしこれが止められれば

死活問題となります。

 

特に、中欧、東欧諸国では

供給の80から100%を

ロシア産の天然ガスが

占めていました。

 

EUの主要国で言えば、

ドイツはロシアとの

融和政策を進めており、

積極的にロシア産の

天然ガスの使用を

拡大していました。

 

そのため、

今回のロシアによる

ウクライナ侵攻の余波である、

天然ガスの問題の

影響は大きいとされています。

 

さらに、ロシアと

アメリカを中心とする

西側諸国の対立は

深まっており、

例えロシアによる

ウクライナ侵攻が

終了したとしても

その溝が埋まるかは

不透明です。

 

つまり、

ヨーロッパは天然ガスの

供給が受けられるかどうか

不透明な状況が

長期にわたって

続くことを意味しています。

 

次回のメルマガでは、

日本への影響について

解説します。