こんにちは!
50代に差し掛かると、
自分の老後のことを考えて
投資に興味を持つ方が
増えるそうです。
しかし、
知識が無いまま
周りに流されて
投資をおこなうと
逆に資産が
減ってしまう可能性も
あります。
今回は、
「50代以上が陥りやすい投資の罠」
について解説させていただきます。
若い方に当てはまる部分も
多くありますので、
50代以上ではない方も
ぜひ読んでみてください。
■使う予定がある資金を投じる
まず、
投資とは余剰資金で
おこなうものであり、
当然ですが
余剰資金が無い方は
無理をしてまで
投資をおこなうべきでは
ありません。
リターンが高いと
期待される金融商品は
一見魅力的に見えますが、
値動きが大きい分
いわゆる
ハイリスクハイリターンに
なりやすく、
目先の利益だけを
追求すると
資産が減ってしまう
可能性も大きくなるので、
極端に高いリターンを
追求した投資も
初心者の方には
あまりおすすめ出来ません。
そして、中には
個別株投資に
興味を持っている方も
いらっしゃるかもしれませんが
個別株投資は
インデックス投資ほど
容易ではありません。
それは、個別投資とは
その名の通り自分で銘柄を
選択する必要があり、
ある程度の知識や情報、株価を
チェックする手間が
必要になるからです。
そのため、
これから初めて
投資をおこなうという方は
S&P500や日経平均などの
指数に連動した商品を
余剰資金で買うことを
おすすめします。
他の金融商品と
比較すると
リターンもリスクも
ほどほどであり、
大きく資産を減らす
リスクが少ないからです。
■変額保険への加入
次に注意すべきなのが、
変額保険への加入です。
変額保険とは、
払い込んだ保険料を
運用した結果に応じて
将来受け取る保険金や
保険を解約した時に
受け取る解約返戻金が増減する
生命保険のことです。
契約者から預かった
保険料を国債などで
安定的に運用している
定額保険とは違い、
この変額保険は、
株式や債券など
投資商品を用いて
保険料を運用します。
受け取れる保険金額は
運用の結果次第なので、
保険金変動リスクも
契約者自身が
負わなければなりません。
ただし、
あくまでも保険なので
死亡保険金には
最低保障が
設けられているようです。
このように、
保険としての保障を備えつつ
投資信託のような
投資性も高い
変額保障ですが
実際の投資信託とは違い
運用のコストだけでなく
保障に対しての
コストも発生します。
つまり、
払い込んだ保険料全てが
株や債券などで
運用される訳ではないのです。
また、
加入後一定期間内に
解約した場合、
解約控除という費用が
発生することになり、
手元に戻る
お金が少なくなる商品が
多いのもネックです。
死亡保険金の最低保障が
ある点はメリットですが、
単純に資産運用が
目的の場合は
コスト面において
投資信託やETFの方が有利です。
将来のイベントが
まだいくつも想定される
40代、50代が
いま敢えて変額保険に入る
必要はありません。
どんな投資商品にも
流行り廃りがありますので、
いま急いで飛びつくのではなく、
メリットとデメリットを
しっかり見極めてから
投資をおこない、
堅実に資産を
増やしていけるようにしましょう。
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