【生産性ゼロ?】 投資家は社会に必要ない?

こんにちは!

 

このメルマガを

お読みになられている方は

投資をする上で、

常にお金と向き合っていると思います。

 

しかし、

日本ではお金を稼ぐことに

悪いイメージを

持っている方が多くいます。

 

例えば、FXや株、

仮想通貨などには

「楽をして儲けている」や

「汚い稼ぎ方」、「破産する」といった

ネガティブなイメージが

依然としてあると言えるでしょう。

 

結局、

投資家は良い存在なのでしょうか、

そうではないのでしょうか。

 

今回は、

「投資家は社会に必要ないのか」

について解説させていただきます。

 

■福沢諭吉とお金

 

 

今年9月に国立印刷局では、

千円札や五千円札、

一万円札の現行紙幣の

製造を終了させました。

 

新しい紙幣は

2024年度の上期から

流通が始まります。

 

今回は紙幣に描かれる

肖像の人物が

すべて新しくなり、

千円札が「野口英世」から「北里柴三郎」に、

五千円札が「樋口一葉」から「津田梅子」に、

一万円札が「福沢諭吉」から「渋沢栄一」に

変更されるそうです。

 

一万円札の肖像の変更は、

1984年に聖徳太子から

福沢諭吉に代わって以来、

約40年ぶりの変更となります。

 

そして、

一万円札のイメージが

国民に染みついている

福沢諭吉ですが、

実は福沢諭吉とお金には

深いつながりがあるのです。

 

■お金を稼いで使うことで苦しむ人を救う

 

 

福沢諭吉は諸外国から

「中央銀行」の概念を

はじめて日本に持ち込み、

現在の日銀の設立に

多大な貢献をしたことで

知られています。

 

また、現代社会の

「お金を稼ぐこと」に通じる

福沢諭吉の重大な

功績の一つに、

「Economy」を「経済」と

翻訳したことが挙げられます。

 

つまり、

「資本主義社会では、

お金を稼いで使うことで

苦しむ人を救い、

世の中を安定させることができる」

ということに、

いち早く気づき、

西洋の「Economy」という概念を

日本に持ち込んだのです。

 

その後の日本の

経済発展を考えると、

福沢諭吉の考えは

正しかったと言えるでしょう。

 

■投資家がお金を稼ぐことには意味がある

 

 

福沢諭吉の

「資本主義社会では、

お金を稼いで使うことで

苦しむ人を救い、

世の中を安定させることができる」

という考えを

お伝えしましたが、

もちろん投資家が

お金を稼ぐことにも

意味があります

 

投資家は資金を

眠らせておくのではなく、

未来のために

資金を投じるのです。

 

資本主義社会は

投資家の資金の力を得て

大きく発展していき、

適切な投資を

し続けた投資家は、

そのリターンを

得ることができるという社会です。

 

とはいえ、

「FXは企業に

資金が行くわけではないし、

意味が無いのでは」

と思われる方も

いらっしゃるでしょう。

 

しかしながら、

FXのトレーダーは

「流動性の提供」という

とても重要な役割を

担っています。

 

市場に多数の

参加者がいて、

トレードが大量に

おこなわれるからこそ

「売り」と「買い」が拮抗し、

値動きを安定させることができます。

 

多くのトレードが

発生することを

「流動性が高い」と言い、

個人を含む

FXトレーダーのトレードは、

為替の流動性確保のために、

欠かせない要素なのです。

 

今年は日本と米国との

政策金利の違いによって、

大きく円安が進み、

日銀も「急激な為替変動は好まない」

というコメントを

発表しました。

 

その「急激な変動」を

起こりにくくしているのは、

私たちのような

個人トレーダーの

トレードの力が

一因であることは

間違いないのです。