【骨太の方針で恩恵を受ける企業】

今後、株価上昇が期待されるのはこの3分野!

こんにちは!

6月7日に政権の重要課題や

翌年度予算編成の方向性を示す

「骨太の方針」が発表されましたね。

この方針が策定されたことで

今後どの業界が恩恵を受けるのか、

またはどの企業に投資するべきか、

もう一度考え直した投資家も

多いのではないでしょうか。

今回のメルマガは

骨太の方針の中でも

特に力を入れている3つの政策を説明、

そして骨太の方針によって恩恵を受け、

今後の株価上昇が期待できる企業を

予想します。

■骨太の方針と、その恩恵を受ける企業

骨太の方針とは、岸田政権が掲げる

経済財政運営と改革の基本方針のことであり

主に3つの事柄に

力を入れていくことが発表されています。

・スキルアップ(人的資本投資)

人的資本投資には、

人材開発に力を入れている企業に助成金を出す

人材開発支援助成金や

簿記などの資格講座を受ける際に

支払った授業料の一部を給付する

教育訓練給付制度などがあります。

政府はこの先3年間で4000億円を

人的資本投資に使う予定であり、

主にその恩恵を受けられるのは

資格取得のための学校や

外国人に日本語の教育をしたり

IT人材を育成に力を

入れたりしている企業が

中心となるでしょう。

・グリーントランスフォーメーション

次に力を入れていくのが、

グリーントランスフォーメーション

(脱炭素や環境保護)という政策で、

官庁と民間合わせて

10年間で150兆ほど投資を行います。

2050年のカーボンニュートラル実現に向けて

二酸化炭素の排出量を減らすため、

電気自動車を購入する個人や

充電設備を作る企業などに対して

補助金を出す

クリーンエネルギー自動車導入促進補助金制度

など、

その他にも新しい様々な制度を導入していく

予定となっています。

そのため、これから先は

電気自動車に搭載される大型電池などを制作する

電気機器の会社が注目されると考えられます。

・防衛力の強化

政府は、国の防衛力を

5年以内に抜本強化することを

目指しています。

この防衛費に関しては、

まだ具体的な予算は出ていませんが

基本的に日本の防衛費は年間で約5兆円、

GDPの1%ほどの割合であるため

仮に他のNATO加盟国たちと同じく

GDP2%を目指すとなると

予算は年間10兆円に増えることになります。

もしも上記のように予算が増額されれば、

三菱重工や石川製作所など防衛関連機器、

もしくは情報システムの開発提供をしている

企業に注目が集まります。

現在、米国株が下落傾向にあるため

比較的堅調な動きを見せている

日本株に投資を行うのも

ひとつの選択肢です。

日本株の中でも、

今回ご紹介した人的資本投資、

グリーントランスフォーメーション、

防衛力強化などに関係する企業は今後

株価上昇が見込めるため、

興味のある方は少し購入して

様子を見るのが良いかもしれません。