【日本企業にイノベーションを起こすためには】

挑戦と失敗こそ変化への鍵

こんにちは!

今、日本企業は昨今のウクライナ問題など、

時代の激しい変化に合わせた進化を

求められています。

企業がイノベーションを起こすには

遠くのものを見て組み合わせる知の探索と、

利益に繋がりそうな強みを

どんどん深堀していく深化が必要です。

特に知の探索をどれだけ出来るかに、

日本企業が生き残れるかどうかが

かかっているかもしれません。

今日のメルマガは知の探索の重要性、

そして

これから日本企業に求められる

人事の形を予想します!

■知の探索

まず、

企業は探索よりも深化に力を入れがちです。

自分から動き、

遠くの知識を持ち帰る探索は

時間と労力がかかりがちです。

その一方で、

儲かりそうな所を深堀していく深化は

簡単で効率が良く見えます。

するとやがて、

会社は良かれと思って

深化しかしなくなります。

イノベーションの源泉である探索を怠ってしまうと、

中長期に新しいアイディアや

必要な革命が起こらなくなってしまいます。

そうなると結局、

会社の経営が一度行き詰ってしまうと、

なかなか抜け出せなくなるのです。

そこから脱却するためには、

知の探索をする人材を

守っていくのが重要です。

しかし、

新しい物事で結果を出すのは

何年もかかる場合があります。

特に新規事業部は

短期で成果を上げる事が求められ、

なかなか長期存続を認めてもらえない事が多いです。

■遠い未来に向けて人事評価する

そのため、

これからの日本企業は業務内容によって

「評価軸を変える」ことが必要になります。

そもそも、知の探索には失敗が付き物です。

日本の人事評価制度の多くは、

その日のパフォーマンスだけで判断する

紋切り型です。

自分が成功と失敗だけで判断されるとしたら、

評価される方の立場である社員は

失敗を恐れてチャレンジしなくなります。

つまり、

知の探索はそこで止まってしまうのです。

もしも企業側に、

失敗してもある程度受け止める事が

出来る柔軟さがあれば、社員は安心して

イノベーションに取り組む事が出来るかもしれません。

もうひとつは目の前ではなく、

中長期的なビジョンを

社長を含めた社員全体が

腹落ちしている状態である事です。

日本には

「何をやりたいか」という

強烈なビジョンが無い企業が多い傾向があります。

そうすると、

その目標に至るまでの失敗に寛容になれず、

知の探索を途中で打ち切ってしまうのです。

これから日本企業が、

知の探索を続けるために

どれだけの制度を整えられるかによって、

経営の存続が左右されていくのかもしれません。

ドイツの企業ではすでに、

No Rating=成功か失敗かの単純評価や相対評価しない制度を

取り入れている所もあるそうです。

今後、日本企業は知の探索によって、

積極的にイノベーションを起こす事が

出来るようになるのか注目です!

1件のコメント

先行きが分からない。新しいものにチャレンジ。現状の安心感。等価交換果たしてどれなのか。行動、決断、責任を持ってのぞまないと得られない。

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