【1ドル135円台突入】

急激な円高反転への対策

こんにちは!

アメリカでは金利上昇による

株価暴落が止まらず、S&P500や

ナスダックなどの主要株価指数も

相変わらず厳しい状態が続いています。

円安もとうとう135円台に突入しましたが、

年末から来年にかけてアメリカの景気後退で

円高に反転する可能性が高まっています。

今回のメルマガは、

なぜ円高に傾く可能性があるのか

そして今後

どう投資を行うべきかを予想します。

■なぜ円高に傾く可能性があるのか

まず通常は、インフレが収まり

経済成長が進んでいるならば

円安が加速します。

その反対にインフレが深刻化し、

経済成長が悪化すれば

円高の方向に注意する必要があります。

しかし現在は、

世界的にインフレが深刻化しているのですが

経済成長がそこまで衰えている訳ではないため、

上記のどちらにもあてはまりません。

ただし今後、景気後退の影響で

インフレがさらに深刻化し、

経済成長の衰えが顕著になってくると

円高の方向へと進んでいく

可能性があります。

日本政府と日銀は今まで、

加速する円安に対して特に対策などは

打ち出していませんでしたが、

今月10日に会合を行い、

急速な円安の進行に憂慮していると

懸念を表明しました。

現在、日本は円安で物価高になっており、

それが続くと与党である

自民党の支持率も落ちてしまいます。

そのため、来月の参議院選挙で

岸田総理が利上げなどの円安対策を打ち出し、

支持率低下を防ごうとするかもしれません。

もしそうなれば、

一旦円安がストップもしくは一時的に

円高に揺り戻される可能性が高く、

低金利の日本で円を借り、

それを高金利のドルに変えて

資産を蓄えるなどのことが

出来なくなっていきます。

■今後どう投資を行うべきか

現時点では円安に対する日本政府の

具体的な介入は見られませんが、

円が一気に上昇した分、

また一気に反転して下落するという動きは

過去にもありました。

特にITバブル時は、

アメリカのS&P500の株価が

下落するのに対して、

現在の日本と同じく

円安が約134円まで進みましたが、

それ以降は一気に

円高に傾いたというケースがあります。

さらに、今後のアメリカの景気後退で

スタグフレーション(不況にも関わらず

物価やサービスの価格が上昇すること)の懸念が

持ち上がって来ると、

円安が円高の方向に振れる傾向が

より強まります。

そのため今はあまり大きな株の売買はせず、

少なくとも参議院選によって

利上げの方向性が定まるまでは

慎重に投資を進めた方が良いかもしれません。

利上げが検討されている時期は無暗に動かず、

とにかくリスクを減らすことを最優先し、

損失を少なくすることを心がけましょう。

3件のコメント

なんとなくだけど分かります、頭が変わろが自分には関係はない政治家は人の血税をなんとも思って無いじゃあないと思ってます‼️だけどFX,?x?は+0,60ですよ‼️でも安定性が必要。

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