円貨決済と外貨決済はどっちがお得か
こんにちは!
今後も長期的に続くと予測されている円安ですが、
ドル高円安の今、
米国株投資を行うことは長い目でみて
資産防衛になります。
そのため、これから
米国株投資を始めていく方が
増えていくと思われます。
今回のメルマガは
円貨決済と外貨決済とは何か、
そしてどちらが
お得なのかをご紹介します。
初心者の方はもちろん、
もう米国株投資を始めている方も
おさらいのために
是非最後まで読んでみてください。
■円貨決済と外貨決済
米国株を取引きする際、
円貨決済と外貨決済の
二つの決済方法があります。
円貨決済とは円のまま米国株を購入することで、
外貨決済とは自分で円をドルに両替してから、
そのドルで米国株を購入することをいいます。
通常、私たちが株式などの取引をする際、
国内外に関わらず様々な手数料がかかり、
手数料の代表として為替手数料と
買い付け手数料というものがあります。
為替手数料というのは、
例えば円をドルに変えたり
その反対にドルを円に変えたりする時にかかる
手数料のことです。
米国株は必ずドルで購入しなければならず、
円をドルに変える必要があるため、
外国株取引をする際には為替手数料がかかります。
一方で買い付け手数料とは、
その名の通り株式の買い付けをする時にかかる
手数料のことであり、国内外関係なく発生します。
そして、為替手数料は、
円貨決済と外貨決済の
どちらを選ぶかで大きく変わってきるのです。
■どちらがお得なのか
まず、外貨決済の場合、
米国株を購入するためには
ドルで支払わなければならないので、
自分で日本円をドルへ両替する必要があります。
この際に為替手数料が発生し、
さらに両替したドルで米国株を購入する時に
買い付け手数料がかかります。
このように、外貨決済はわざわざ自分で円を
ドルに両替しなくてはならず、
少々手間がかかります。
次に円貨決済ですが、
こちらは米国株を購入する際にも
証券口座に
日本円のまま入金することが出来ます。
一見すると
買い付け手数料のみしかかかっていないため
円貨決済の方がお得に思えますが、
実際は入金した円は証券会社側が
ドルに両替してから米国株を購入しているのです。
しかも、
この両替時に手数料はちゃんとかかっており、
なおかつ
証券会社側が指定したレートで取引されるので
外貨決済の時のレートよりも
高値に設定されています。
つまり円貨決済は、
両替を証券会社に代行してもらえる代わりに、
その分多めに手数料がかかってしまうのです。
このように、円貨決済と比べると外貨決済の方が
少々手間がかかるものの、
好きなタイミングで両替できる上
手数料が抑えられることを考えると断然お得です。
投資初心者の方は、初めの内は
手間の少ない円貨決済でも
もちろん良いのですが、少し投資に慣れてきたら
外貨決済に変えてみるのもよいかもしれません。
コメントを残す