投資税率が上がる前に始めよう
こんにちは!
今年5月に自民党の金融調査会が
岸田首相にNISA恒久化を
提言しましたね。
もう始めていた投資家たちには
重要な情報になっただけでなく、
これを機にNISAに興味を持った方も
多いと思います。
今回のメルマガは
一般NISAと積み立てNISAの違い
そして恒久化によって
どのようなメリットがあるのかを
ご紹介します。
■一般NISAと積み立てNISAの違い
まず前提として、
株式売却や配当などで得た利益は
通常20.315%の税金がかかります。
この税金がかからないのが、
2014年から始まった小額投資非課税制度
NISAであり、年間の一定額の投資枠から
得た利益に対して、税金が非課税になる
というのが特徴です。
NISAには一般NISAと積み立てNISAがあり、
この2つには違う点がいくつかあります。
まず、年間投資上限額ですが
一般NISAの場合、
1年間で投資できる上限金額、
そして非課税の対象になるのが
120万円までとなります。
しかし積み立てNISAの場合、
1年間で投資できる上限金額(非課税の対象)は
40万円であり、
例えば毎月33,333円積み立てするように
設定すると
最大限非課税枠を生かしておくことが出来ます。
2つ目は、投資可能期間であり
一般NISAは
2023年までに口座を開設すれば
5年間は非課税となります。
一方、積み立てNISAは
法律改正によって投資可能期間が
2037年から5年間延長されて
2042年までになったので
2022年から始めれば
20年間は非課税になります。
■NISA恒久化によるメリット
今回、恒久化されるのは一般ではなく
積み立てNISAであり、
非課税期間と投資期間の
恒久化を予定しています。
積み立てNISAの口座を開設できるのは
2024年までと決まっていましたが、
もし恒久化されれば
いつ始めても非課税の対象になり、
さらには投資利益が非課税とされる期間も
永続的に続くことになります。
それに加えて、岸田首相は
成長と分配を就任時に目標として掲げており
所得倍増計画として
国民の給料を上げていく代わりに
今後、投資税率20.315%を
よりアップさせる可能性が高いです。
さらに積み立てNISAは
始めるのが早ければ早いほど
トータルでもらえる非課税枠が多くなるので、
その分税制面で有利になります。
もし積み立てNISAに興味のある方は
この先の恒久化を見据えて、
早めに口座を開設した方が
お得かもしれません。
また、一般NISAは2024年から
新NISAに変更になるようなので、
興味のある投資家の方は
そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
積立てニーサ始めようと思います