【NYダウが一時1000ドル超の急落!】

アメリカ金融引き締めの影響

こんにちは!

ダウ平均が急速に下落しましたね。

どうやら、インフレと金融引き締めに投資家の皆さんは振り回されているようです。

今回のメルマガは、ダウ平均が下がるとどうなるのか、日本への影響はあるのかをご紹介します!

これから、ダウ平均を買おうか悩んでいる方向けへの説明もありますので、是非最後までご覧ください!

■ダウ平均が下がるとどうなるのか

22日のダウ平均株価は一時、1000ドルを超える急落ぶりを見せました。

ダウ平均の終値は前日に比べて981ドル36セント安の3万3811ドル40セントでした。

これは、終値としては今年最大の値下がり幅です。

ダウ平均を構成する銘柄の有名どころではマイクロソフトは2%近く上昇し、ウォルトディズニーは2%近く下落しています。

また、IT関連銘柄の多いナスダックも株価指数が2.5%下落しました。

その原因は、アメリカが行った金融引き締めの加速です。

21日にアメリカの中央銀行、FRBのパウエル議長が0.5%の利上げを検討する考えを示しました。

利上げは7回に分けて行われるようで、今後しばらく続けられていくことになりそうです。

それにより、今後の景気回復の減速を懸念した投資家たちが、幅広い銘柄の株を沢山売ったことでダウは一時急落してしまったのです。

しかし、大きく下落してしまったものの、それは裏を返せば格安で買えるようになったとも言えます。

底値まで下落した後は上昇が待っているので、それを狙っている投資家も多いでしょう。

■NYダウは初心者向けか?

そもそもダウ平均(NYダウ)とはニックネームであり、正式名称は「ダウ工業株30種平均」です。

その名の通り、アメリカ各業種の30銘柄によって構成されており、米国の株式市場の全体的な値動きを示す株価指数です。

米国市場だけでなく日本の株式市場にも影響を及ぼすため、頻繁にニュースでも報道されています。

また、知らない方もいらっしゃると思いますが、ダウ平均自体を取引することもできます。

ただし、取引期限が決まっている先物取引でダウ平均の取引を行うとなると、豊富な投資経験が必要になります。

そのため、慣れない内は先物取引ではなく、取引期限のないETFか投資信託をおすすめいたします。

■日本への影響

ダウ平均が値下がりすると、日経平均株価をはじめとする世界各国の株価にも強い影響を及ぼします。

つまり、ダウ平均が下がれば日経平均も下がる可能性が高くなるというわけです。

このままアメリカが段階的に金融の引き締めを進め続ければ、ダウ平均の回復も遅くなると思われます。

現在の日本はドル高円安です。

深刻な円安を解消するために、日本は今後どのように対策するのでしょうか。

日本はつい先日、急激に加速する円安ドル高についてアメリカと協議を行いました。

しかし、「前向きに検討する」との回答に心もとなさを感じます。

今後も、NYダウや日経平均株価の動きの変化に注目です!