【IT企業の株はもう安定ではない?】

次の注目はヘルスケア株

こんにちは!

アメリカで流行している写真・動画共有アプリ

「スナップチャット」を運営するスナップが

利益警告したことで

株価が40%以上も急落しましたね。

これにより、

他のインターネット株にも

深刻な影響が及んだそうです。

今回のメルマガは

利益警告とはどういう状態なのか

そして今後

IT企業の次に注目される株を予想します。

■利益警告とは

まず、利益警告とは、企業の業績予想が

急遽下降修正される際に発表されるもので、

株価が暴落する原因にもなります。

スナップが利益警告をしたことにより、

同じく収益の大半をデジタル広告に

頼っていたグーグルやツィッターなどの

インターネット株も全体的に下落してしまいました。

スナップは第一四半期決算ではEPSも

売上高も予想を下回ってしまい、

業績回復の目途が立っていない今

第二四半期も同じく予想を下回る可能性が

高いとしてSEC(米証券取引委員会)へ

届け出ました。

これまで一度も業績予想を

引き下げたことがなかったスナップが

わずか一か月で下降修正し、

さらには具体的な予想数値も示さなかったことで

投資家の間で不安が広がり

一日で-43%も株価下落したのです。

通常であればIT企業の株は、

ウクライナ問題などによる世界経済の

影響を受けにくく、

なおかつ今後も成長が期待できる産業です。

確かに長期的に見ればIT企業の株は、

上昇していくことが多いのですが、

一部の株は高値を更新するどころか、

持ち直すまでに

10年以上かかってしまう場合もあります。

しかも、

コロナウイルスによる混乱も一旦落ち着き、

経済活動が再開し始める中、

IT産業の成長率自体がすでに

伸び悩み始めているため

安易に購入することだけは

避けた方が良いかもしれません。

■IT企業の次に注目される株

一時、コロナショックの影響で

IT企業の株が急反発したことにより

これと同じく上昇する期待を込めて

IT企業の株を沢山購入しようと思っている

投資家も多いでしょう。

しかし、今後はインフレへの懸念から

コモディティ(商品)投資が強まっていき

生活必需品や薬などのヘルスケア株などの

ディフェンシブ株へと

投資マネーが流入していく事が予想されます。

生活の中で必ず使用するという点から

業績が比較的安定しており、

なおかつ高配当の銘柄も多いため

業績回復の見通しが見えない

IT企業の株を買って攻めに入るより

生活必需品などのヘルスケア株に投資をして

堅実に資産を守る体制に入るのも

ひとつの手かもしれません。

機械を作るのにかかせない半導体関連の企業も、

中国のロックダウンや

ウクライナ問題の影響による

業績悪化につれて株価が下落し始めており、

これからのIT産業は我々が思うより

深刻な低迷が続くのかもしれません。

2件のコメント

拝読させて頂きました、利益警告、って凄いですね。これからは ヘルスケア株、理解出来ました。
ありがとうございました。

これからは,ヘルスケア株が良いのですね。
株は買った事が無いです。

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