アメリカの新しい拠点は、どの国なのかを予想
こんにちは!
最近、アメリカがIPEF(インド太平洋経済枠組み)の
発足を表明し、
脱中国の動きを本格化させてきました。
ロシアが国際社会から離脱した後、
アメリカは脱中国を目指すことで
米国一強となる事を目指しているのでしょうか?
今回のメルマガは
なぜアメリカの脱中国への動きが強まったのか
そして中国の次にアメリカが手を組むのは
どの国なのかを予想します!
■なぜ脱中国の動きが強まっているのか
中国でコロナ感染が拡大した当初、
中国国内では大規模な
隔離政策などが行われました。
その影響で、中国に拠点を置いていた
世界中の自動車や
半導体を作る工場まで
稼働中止を余儀なくされてしまいました。
そこで世界中の企業は大打撃を受け、
商品を製造して運ぶサプライチェーンを
いかに中国に依存しているかを
思い知りました。
そのため、アメリカは国産品を優遇し、
サプライチェーンの国内回帰を促しました。
中国への依存脱却を目指し、
今回のような有事に
左右されにくい供給網を作る事で、
出来るだけリスクを回避するためです。
将来はアメリカ国内の工場だけで、
商品の製造から輸送、
販売に至るまで全て完結できるようになるのが
理想としています。
実は日本もコロナ以前から
サプライチェーンの回帰を目指しており、
九州に工場を作り、台湾企業のTSMCと共に
半導体を製造しようと試みています。
■中国の次はインドへ
アメリカは基本的に
脱中国の姿勢で動いていましたが、
2020年のコロナショック以降、
よりいっそう力を入れるようになっていきました。
アメリカと中国は長きに渡り、
様々な分野で覇権争いをしてきましたが、
今回はシンプルに中国に依存し過ぎていた部分を
改善していくために立てた政策です。
そもそも、アメリカと中国は
軍事的にも一時対立していますが
経済での交流はしています。
大国同士の経済的交流はメリットが大きいため、
政治的な面では対立していても、
経済面ではお互いに依存し合っている事が多いです。
その依存関係を断ち切るのは
なかなか難しいのですが、
今回はコロナショックの打撃があまりにも強く
アメリカも脱中国をより強く目指さざるを
得なくなってしまったのです。
そこで投資家達は
「今後、中国に代わってインドを
製造工場の拠点にする企業が増えるのではないか」
と予想しています。
そのため、中国株が売られてインド株の買いが
増えている傾向が見られます。
インド株はアメリカや中国株より情報が分かりにくく、
なかなか手を出しにくいという声もあります。
なので、インド株に興味がある方は
まずは全世界株式を買うと良いでしょう。
全世界株式なら、インドを含む世界中の株式に
分散投資が出来るので株価が下がった時の
リスクが分散できるのでオススメです。
どの株にも言える事ですが、
流行っているからといって
よく調べずに買うのはあまり良くありません。
投資を行う際には、常にリスクを分散する事を
心がけると良いかもしれません。
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