本当の敵は誰なのかを見極める
こんにちは!
トヨタやスバル、東芝など
日本にはあらゆる分野において
優れたメーカーが数多く存在します。
しかし日本国内で切磋琢磨するだけでは、
いずれ新しく現れた企業に
飲み込まれてしまう可能性があります。
今回のメルマガは、
なぜ日本企業同士の切磋琢磨では不十分なのか、
これからの日本企業に必要なビジョンは
何かを予想します。
■近いライバルだけを見るだけでは不十分
同じ業界の企業同士が切磋琢磨することで、
両者のパフォーマンスを高めあうことが出来ます。
例えば世界から見ても、日本ほど
優秀な家電メーカーが密集し合っている国はありません。
これは、日本企業の良い部分といえるでしょう。
確かに、
似たような業種の企業同士が切磋琢磨をすると、
特定の能力だけは向上します。
しかしこれからは、
海外企業の参戦など変化が激しい時代になります。
近くにいるお互いだけを意識して、
同じような競争を繰り返していては
環境が激変したら対応できなくなってしまいます。
つまり日本国内という狭い世界で、
同じような業種のライバルだけと切磋琢磨していると、
時代の変化と共に潰れてしまうということです。
■企業は未来に視野を広げていくべき
一昔前に日本中で普及していたガラケーも、
海外から来たスマホに
あっという間に市場を奪われてしまいました。
日本企業も、
ガラケーという分野だけで比べるなら、
海外に負けないぐらい非常に優れていました。
しかし日本国内だけで、
似たような細かいスペック競争に明け暮れた結果、
大きな変化に対応できず
ほぼ壊滅状態になってしまったのです。
このように、今後グローバル企業が
日本にどんどん入ってくるのに対し、
目の前の利益だけ深堀する事に夢中になると
一気に経営が傾く危険性があるのです。
日本の自動車メーカーもお互いに切磋琢磨し、
性能の良い自動車を作っている中、
アップルやグーグルが
自動車市場に新しく参戦してきました。
これからはテレビ業界をNETFLIXが、
経営大学院を経営学オンラインサロンが
取って変わるようになるかもしれません。
今は学生ですら、
優秀な人材ならばグローバルで取り合う時代です。
「どこから思わぬ勢力がやって来るか分からない」
「これから自分の企業が世界でどう活躍出来るかを探し、
その未来と競争する」
そう考えて視野を広げていける企業だけが、
これからも次々と進出してくる海外企業たちに負けず、
勝ち抜いていけるのかもしれません。
メガネを扱うJINS社の社長は、
「世界中の人にメガネをかけさせたい」というビジョンを
適える事を目標としているそうです。
その自分のビジョンと競争しているため、
他の企業が何をするのか興味が無いと語っていました。
今後、他の日本企業たちも遠い未来に向かって
視野を広げていくことが出来るようになるのか注目です!
コメントを残す