GAFAの銀行業務参入に既存銀行はどう立ち向かうのか
こんにちは!
近年では既存銀行の業績が悪化し、その数を少しずつ減らしていますね。
そのため、銀行に勤めている人々が次々に転職を始めているという話もあります。
今回のメルマガは進む銀行の業績悪化の理由、そして今後生き残るためにはどうすれば良いのかを予想します!
■銀行の業績悪化
現在、大手から地方の小さな銀行に至るまで、多くの銀行の業績が悪化しています。
その原因は
・人口減少
・低金利
・デジタル化
これらの3重苦によって銀行の業績が減っています。
そもそも、銀行は
・銀行に預けた預金に金利を付け高く貸出
・集めた預金を一部国債や株式として運用
・投資信託や保険を販売して得る手数料
これらのビジネスによって利益を得ています。
しかし、前述の少子高齢化や過疎化による人口減少、低金利政策によって利幅が縮まったせいで「預金を安く借りて高く貸す」という事が出来ず利益が減ってしまったのです。
さらにこれらは一時的な問題ではないため、すぐには解決することが出来ません。
■GAFAの銀行業務への進出
もうひとつの原因としては、GAFAの銀行業務への進出があります。
GAFAとは米国の巨大IT企業であるGoogle、Apple、Facebook、Amazonの4社の総称です。
これらによってネット銀行やキャッシュレス、コンビニATMが普及し、人々は直接銀行に出向かなくても済むようになりました。
GAFAなどは圧倒的な顧客数と知名度の高さだけでなく、スマホやネットなどによる情報収集、拡散が素早いというイノベーションでの優位性を誇っています。
さらにこれらは銀行業務が本業ではありません。
もし銀行業務が上手くいかなくても、本業であるネット通販などから資本投下してマイナスを補う事が出来ます。
つまり、今まで既存銀行が独占していたビジネスに強大なライバルが出現したのです。
■どう生き残るのか
従業員がいらないネット銀行とは違い、既存銀行は過大な店舗と人を抱えています。
そのため店舗と人を抱える限り、既存銀行は圧倒的に不利な立場に置かれます。
それを覆すにはリストラによる人員削減や新規事業のストップ、本業の貸出の立て直しを行うしかありません。
特に本業である貸出に回帰し、どれだけ預金を安く集めて高く貸すことに力を入れていくかが立て直しの鍵となると思われます。
今後、既存銀行の数が減っていけばネット銀行やネット証券などの新しいプレーヤーの参入が進むでしょう。
すると、より素早く金利も低い新しいサービスを受けられるようになります。
もしこれから不動産投資を行いたいと思っている方がいましたら、今がその時かもしれませんよ!
13~4年前 預金利息が0.2台に低下 大口の預金は全て株式投資に切り替えました
この間に株式評価額は2.4倍(7,000万 ==> 17,000万)に増え 昨年の配当金も320万
約22%の税金を考慮したら 不動産投資に切り替え時かもね