日本はどちらの経済を優先すべきか
こんにちは!
近年ではインターネットの普及が進み、
外に出ずとも買い物や食品の配達を
頼めるようになりました。
しかし、このまま人々の外出の回数が減っていくと、
日本の経済は悪化してしまうのです。
今回のメルマガは
メタバース経済とモビリティ経済とは何か、
日本はどちらを目指すべきなのかを予想します!
■メタバース経済とモビリティ経済
まず、メタバースとは
インターネット上の仮想空間を指します。
つまりメタバース経済とは、
スマホやパソコンなどの
仮想空間でのやり取りが中心となって回る経済の事です。
今後SNSがさらに進化していけば、
メタバースの完成度も
より良いものへとグレードアップします。
すると、「休日はメタバースの中で一日中過ごす」
なんて人も増えてくるでしょう。
特に日本はメタバースと相性が良く、
ゲーム会社など
バーチャルの視点から経済を発展させていく事を得意としています。
しかし、メタバースのような仮想空間が充実すればする程、
人々は自ら外に赴く必要がなくなるので
リアルな経済が衰退していってしまうのです。
もうひとつのモビリティ経済とは、
リアルな外の世界に人々を
流動(モビリティ)させて経済の活性化を促します。
人は自らが外出するとなると、
そのために新しい衣服の購入をしたり
レジャー先での様々な買い物をしたりと
行動が活発になります。
そうすると連鎖的に多くの消費に繋がり、
経済にとってもプラスになるのです。
■二つの世界は両立出来るのか
メタバース経済とモビリティ経済は
一見すると両立出来そうな気がしますが、
この二つは片方が栄えると
もう片方が衰退する関係にあります。
仮に経済がメタバースに近づけは、
自宅にいながら指一本で注文出来る
ウーバーイーツなどの宅配は需要が増えます。
しかし実際に店に出向く客の数が減れば、
現場に出る従業員も少人数で足りるため
次第にリストラが増えていき経済が悪化してしまいます。
この事態は飲食だけでなく
アパレルや他の業種にも同じことが言えます。
そこで一番良いのは、
現実世界の消費を
バーチャルにサポートしてもらうことです。
そのためには、
例えば街中でSNS上の友達が近くにいることがすぐに分かり、
気軽に交流を図れるような
リアルに沿ったSNSの進化が求められているのです。
確かにあらゆるものが
メタバース化した世界はとても便利ですが、
やはり実際に人間が動かなければ
経済はやがて不安定になっていく可能性があります。
人々の外出を促し
消費を支えるバーチャル技術を生み出すことが、
今後の日本経済にとって
大きなプラスになるかもしれません。
経済をメタバースに寄せすぎるのも問題ですが、
逆にモビリティに近づきすぎても
仮想空間から人々の関心が薄れ
バーチャル技術が衰退してしまいます。
これからの日本が、
現実を中心にバランスを取って
経済を上手く回していけるのか注目です!
モビリティとメタバースのバランスがビジネスにも影響有り、生き甲斐も問われるかも?