こんにちは!
昨年のS&P500は
年初来約20%も下落し、
ドル円相場は
急激に円安方向へ
シフトするなど
変化の大きい年に
なりました。
米国やユーロ圏の
激しいインフレも話題になり、
2023年は攻めるよりも
安定した守りの
投資スタイルで勝負しようと
考えている投資家の方も
多いのではないでしょうか。
今回は、
「いま注目されている守りの米国株」
について解説させていただきます。
■守りの米国株1.シンタス
昨年、世界的に
物価上昇が加速し、
米国の消費者物価指数(CPI)は
2022年6月には
前年同月比約9%まで
上昇しました。
その中でも、
ガソリンや電気代など
エネルギーのカテゴリーが
約18%も上昇するなど、
かなりマーケット環境が
変化してきています。
そのような状況を
踏まえた上で
おすすめなのが、
景気変動に左右されない
守りの銘柄への投資です。
この守りの銘柄に
該当するのは
生活必需品などであり、
景気の良し悪しに関係なく
必要とされるので
景気の影響を
受けにくいのです。
値動きは
あまり期待できませんが、
配当利回りなら
期待が持てそうな銘柄も
いくつかあります。
そこで注目なのが
ユニフォームの
製造レンタル、販売などを
おこなっている
シンタス株です。
自分の制服を
自分で管理する
日本とは違い、
アメリカではレンタル会社が
製造、貸し出し、
クリーニングなどの
管理までしてくれるのが
基本です。
シンタスは
このカテゴリーで
最大のシェアを
誇る企業であり、
2018年から2022年12月までの
チャートを見ると、
右肩上がりとなっています。
配当利回りは
約1%となっており、
今後も安定した利益が
期待できそうです。
■守りの米国株2.ローリンズ
もうひとつは
害虫駆除会社の
ローリンズです。
このローリンズは
S&P500の採用銘柄であり、
住宅や商業施設の
害虫駆除サービスを
おこなっています。
一度依頼を受けて
作業をおこなった際に
顧客からの信頼を
得ることが出来れば
次回への契約にも
つながります。
実際、
このローリングでは
一度契約を結ぶと、
その約80%が継続契約に
つながっており、
収益基盤が非常に手堅いと
言えるでしょう。
配当利回りは約1.3%であり、
今後ロックダウンなどで
商業施設等の需要が
変わらない限り
安定した銘柄だと
考えられます。
ただし、
どんな銘柄にも言えますが、
今後はロボットや
無人店舗の普及が
進むと考えられており、
制服を着用する人や
現場に直接出向く人が
減る可能性もあるなど、
ポジティブな面ばかりでは
ありません。
それらネガティブな面も考慮しつつ、
大きなリターンはありませんが
着実に少しずつ利益を得られる
守りの銘柄を
視野に入れてみては
いかがでしょうか。
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