【勝てない人必見】「相場で覚えたいこと、覚えたくないこと」②

こんにちは!

 

前回の記事では、

良い相場観を身に付けるためには

「適切で健全」な相場経験が

大切であることや

トレードを始めた時の相場環境が

相場観と手法に影響することについて

お話させていただきました。

 

今回は、

「相場で覚えたいこと、覚えたくないこと」の

「覚えたくないこと」に関しても

解説させていただきます。

 

■チャートを見る時は落ち着いた気持ちで見る

 

 

当然だと思われるかもしれませんが、

チャートを見る時は

健全かつ落ち着いた気持ちで

見るべきです。

 

これは私がチャートを見る時に

最も気をつけていることでもあります。

 

例えば私の場合、

大きなレバレッジを掛けた状態で

見るチャートは

プレッシャーで真っ白に見えます。

 

真っ白な海の上で、

自分の賭けている方に向かって

次々とレジスタンスラインや

サポートラインを突き抜けていく

未来だけが見えます

(楽観主義すぎて悪い状態です)。

 

このような状態では、

裁量トレーダーに必要な経験を

中々積み上げることができません。

 

適切なレバレッジで、

程よい緊張感を持って

チャートを眺めることができれば、

自然と相場観というものが

少しずつ身に付いていきます。

 

■プロのトレーダーが休む時は自分も休もう

 

 

相場観を養う上で、

意外な注意点があります。

 

ヘッジファンドのマネジャーなど

プロのトレーダーが休む時は、

自分もトレードを休む方が

良いかもしれないということです。

 

個人投資家がトレードをしながら

得ている経験というのは、

実は「今チャートを作っている

プロのトレーダー達の

経験やテクニック」になります。

 

つまり、

私達が技術を学ぶべき

プロのトレーダーがいないときに、

必死に相場に向かうことは、

私たちに「マイナスの経験」を

植えつけることになりかねないのです。

 

プロのトレーダーがいない相場では、

勝ったとしても

負けたとしても、

相場観に悪影響を与える

可能性があります。

 

ということで、

私はそのような時期には

トレードをおこないません。

 

私の目的は今勝つことではなく、

生涯にわたって

勝ち残ることだからです。

 

■プロのトレーダーが休む期間

 

 

年間を通して成績の良かった

プロのトレーダーは相場を休み、

見習いや成績の悪い

プロのトレーダーが

チャートを作る時期があります。

 

もちろん、

相場の状況によって

そうでないこともあるでしょうが、

私達個人投資家が

経験を積む上で、

特に、成長期には

参加するのを避けたほうが

無難な時期です。

 

具体的には以下の時期になります。

ぜひ参考にしてみてください。

 

・祝祭日:

その国のプロのトレーダーはお休み。

(その国の時間はトレードしない)

 

・GW:

日本のプロのトレーダーはお休み。

(東京時間はトレードしない)

 

・8月前半:

欧米のプロのトレーダーは、

サマーバケーションを取る。

(ロンドン時間とニューヨーク時間は

トレードしない)

 

・8月:

日本プロのトレーダーは、

お盆休みを取る。

(東京時間はトレードしない)

 

・12月:

欧米のプロのトレーダーは

クリスマス休暇を取る。

(ロンドン時間とニューヨーク時間は

トレードしない)

 

・年末年始:

世界中のプロのトレーダーが正月休み。