米国ETF買い放題プログラム実施
こんにちは!
9月1日から、
マネックス証券で米国ETFの
人気銘柄の買付手数料が
全額キャッシュバックとなる
プログラムがスタートしました。
SBIや楽天証券にも
買い付け手数料無料の
ETFがありますが、
違いはあるのでしょうか。
今回のメルマガはマネックス証券の
米国ETF買い放題プログラムについて、
そしてどのネット証券を選ぶべきかを
解説させていただきます。
■米国ETF買い放題プログラムとは
マネックス証券から、
QQQやSPYDなど
13銘柄を対象とした
米国ETF買い放題プログラムが
開始されました。
このプログラムの内容は、
13銘柄の買い付け手数料を
全額キャッシュバックするというものです。
まず、投資信託とは
株式や債券をまとめて袋詰めした
商品のようなものであり、
ETFは証券取引所で取引される
投資信託で上場投資信託とも言われています。
つまりETFは投資信託のひとつであり、
各国の証券取引所に上場しているので、
米国ETFであればニューヨークの証券取引所に
上場しているETFということになります。
マネックス証券から
買い付け手数料キャッシュバックの
対象とされている銘柄の中には、
元々手数料が無料だった米国株式のVTIやVOO、
全世界株式のVTに加えて、
今回新たに新興国ETFのVWOや
ナスダック100に連動しているQQQ、
人気の高配当ETFであるSPYDや
HDVなどが追加されました。
さらに最近注目を集めているQYLDなども、
新たに買い付け手数料キャッシュバックの
対象になったようです。
その反面、IVVやSPYなどの
6銘柄が無料対象外となったのを考えると、
今後も銘柄の入れ替えが
定期的に行われる可能性が高いでしょう。
また、高配当ETFの代表格であるVYMが
対象外となっていますが、
その代わりに
同じく高配当ETFのHDVが入っています。
現在、楽天証券やSBI証券では
HDVやVWO、QYLDは
買付手数料無料の対象外です。
そのため、マネックス証券は
HDVやVWO、QYLDの買付手数料を
実質無料にすることで、
他のネット証券と大きな差別化を図ることが
出来たといえるでしょう。
■どのネット証券を選ぶべきか
マネックス証券の
買い付け手数料無料の銘柄ですが、
SBIや楽天といった
他のネット証券と比べて
実はラインナップ自体は
あまり変わりません。
しかし、マネックス証券は唯一
HDV、VWO、QYLDを対象にしているので、
その点においてはマネックス証券に
優位性があります。
楽天証券もまた
SPYを唯一対象としていますが、
同じS&P500に連動するVOOが
SBIやマネックスにもあるので、
強いて選ぶメリットは無いかと思われます。
特にHDVはVYM、SPYDと並んで
人気が高い高配当ETFで、
2021年の配当利回りは4%と高く、
さらに米国のモーニングスター社が選んだ
高配当で財務健全性の高い株式75銘柄を
集めています。
高配当ETFのような
投資信託では買えないような商品こそ、
米国ETFで買うのが一番良い選択肢と言っても
過言ではないでしょう。
配当を定期的に受け取りたい方は、
HDVやSPYDが入っている
マネックス証券がおすすめですが、
今後、幅広く分散投資をしている
VYMの買い付け手数料を無料にする
ネット証券が出て来る可能性があります。
そのため今すぐ決定せずに、
VYMを取り入れるネット証券が現れてから
改めて検討した方が、
より高い利益を生む方向に
繋げていけるかもしれません。
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