【ウクライナ問題でコモディティ価格高騰】

これからは株式よりも現物投資

こんにちは!

ウクライナ情勢や

アメリカのインフレによる影響が

続いており、

株式相場は調整色を強めています。

そんな中、投資家達の間では

貴金属やエネルギー、農作物への投資を行う

コモディティ投資への

注目が集まっています。

今回のメルマガは

コモディティ投資の

代表的なメリットを

ご紹介します。

■分散効果

まず、コモディティは日本語で商品を表しており

・金や銀などの貴金属

・原油や天然ガスなどのエネルギー

・小麦や大豆など農作物

これらの商品に投資することを

コモディティ投資といいます。

コモディティ投資のメリットの一つに

所有する資産のリスクを

分散する効果があります。

コモディティは株式や債券などと

異なる値動きをすることが多く、

貴金属やエネルギーは

為替レートや政治の影響を、

農産物は災害や天候の影響を

強く受ける傾向があります。

そのため、他の資産とは

価格の変動要因が違うコモディティを

資産の一部に加えることで

分散効果による資産全体のリスクを

下げることが出来ます。

例えば、金は安全資産と呼ばれており

政治的な要因から

株式市場が不安定になった際に

値上がりする傾向があります。

この金の特徴を生かし、

株式と金どちらにも投資を行うことで

リスクをなるべく軽減する戦略を

取ることが出来ます。

■インフレ対策

一般的に、コモディティは

インフレに強いとされています。

通常、インフレが起きた際

物価が上昇するのに対して

貨幣価値は下落するので、

もし資産を現金で保有していると

目減りしてしまうことになります。

しかし、

コモディティに投資していた場合、

原油や小麦などの価格が上昇すれば

それらを原材料とする製品の価格も

高騰するため

逆に資産が増えやすくなります。

そもそも貴金属やエネルギーなどの

コモディティは

それ自体に価値があるため、

貨幣のように急激な供給や

地政学リスクの高まりで

価値が減少する可能性は

低いです。

とはいえ、農産物やエネルギーは

供給量の増加や需要の減少によって

価格低下のリスクもあるので

注意が必要です。

今まで、コモディティ投資は

その単価の高さから

投資できる人は限られていましたが、

近年では投資信託やETFなど多様な方法で

コモディティに投資できるように

なりました。

投資信託やETFを買うことで、

少額から複数のコモディティに

投資をすることができます。

あなたのポートフォリオの一部に

コモディティ関連の投資信託やETFを加え、

分散効果による資産全体のリスク軽減を

行ってみてはいかがでしょうか。