リスクを抑えた投資信託の選び方
こんにちは!
最近では資産形成、
例えば積み立てNISAなどに興味を持ち、
投資の勉強をする人が
増えていますね。
しかし投資初心者の方などは、
どの投資信託を
購入すれば良いのか分からず
悩むことが多いと思われます。
今回のメルマガは、初心者が
なるべく避けた方が良い
投資信託を2つほどご紹介します。
■手数料が高い
投資信託を行う際、
売買手数料や信託報酬と呼ばれる
手数料が毎年かかります。
同じ対象に投資を行う
投資信託だったとしても
信託報酬にかかる金額が
全く変わってくることがあり、
この信託報酬の差によって
リターンの金額が大きく変わってきます。
特に積み立てNISAや企業型年金などの
長期的な資産形成を運用する時には、
手数料は出来るだけ安い方が良いので
この信託報酬というのは
かなり重要になってきます。
また、投資信託には
S&P500や全世界株式オールカントリーなどに
投資を行うインデックスファンドと、
5GやIT関連のようにテーマを絞り、
投資の知識に長けた
ファンドマネージャーが運用してくれる
アクティブファンドがあります。
インデックスファンドの信託報酬は
約0.09%からですが、
アクティブファンドは
ファンドマネージャーが銘柄の分析などを
するため運用コストがかかり、
信託報酬は約0.5%からとなっています。
優良な投資信託は
手数料が安いことが多いので、
どちらにしようか迷っている方は、
最低手数料を常に目指す
イーマクシススリムのような
インデックスファンドを選ぶのが
おすすめです。
■毎月分配型投資信託
銀行の窓口で
毎月配当金が出る毎月分配型投資信託
というものを
おすすめされた事はありませんか?
この配当金とは本来配当収入などで
利益が出た時に分配されるものですが、
コロナショックなどの不測の事態に陥り
株価が下落して
利益が出ない場合もあります。
その際には元本を切り崩して分配するか、
もしくは配当金を出すためだけに
下落した株を売却してしまうので
利益を得るどころか
むしろ資産形成の足かせになってしまいます。
また、
金融庁は個人の資産形成を支援するため
積み立てNISAのような
非課税で資産運用が出来る制度を
作りましたが、毎月分配型投資信託は
積み立てNISA適用対象外となっています。
そのため、毎月分配型投資信託は
個人の資産形成には
あまり向いているとは言い難く、
配当金目当てで購入してしまうと
後々不便に感じる可能性が高いでしょう。
ただし、
今回紹介した毎月分配型投資信託や
アクティブファンドを選んだとしても
デメリットのみが残るという訳ではありません。
最初は堅実にリスクを避けつつ、
投資に慣れてきたら、自分の投資方針に合わせて
もう一度選び直してみるのも良いかもしれません。
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